矯正精密検査とは
矯正診断や治療方針の立案を行うため、
また最初の状態を確認・資料保存するための検査です。(通常40分から1時間程度で行います。)
1.お顔の写真撮影(3枚程度)
お顔各部の左右の対称性、上顎や下顎の前後の出方などを記録します。
2.お口の中の写真撮影(5枚程度)
咬み合せの状態や歯並びの状態、歯肉や歯の色などを記録します。
3.お口の模型を作るための型採りと咬み合せ採り
模型を作って咬み合せの状態や歯並びの状態などを立体的に記録します。
4.お口全体のX線写真撮影(オルソパノラマX線写真)場合によってはCT撮影も追加が必要です。
歯の本数や方向(埋っているもの)、歯の根の長さや方向など、骨や歯の異常がないか記録して確認します。
5.お顔のX線写真撮影(側面セファロX線写真・正面セファロX線写真)
規格に合わせた方向・大きさでX線写真を撮ります。
(側面)お顔の大きさ、上顎骨や下顎骨の前後の出方・角度、歯の角度・位置などを測ります。
(正面)お顔の横方向の大きさ・左右の対称性、歯並びの幅、傾きなどを測ります。
6.お顔やお口の中の審査
歯の当たってしまうところ、すり減っているところなどを記録して咬み合わせの確認を行います。
お顔とお口の位置関係の確認や、歯と顎やお顔の位置関係についても確認します。
7.咬み合わせの機能検査(必要に応じて)
顎の運動方向や顎を動かす筋肉の状態を記録します。
精密検査資料(例)
精密検査資料(例)
1.お顔の写真(例)個人情報保護加工してあります
2.お口の中の写真(例)
3.お口の模型(例)
模型での歯の計測(例)
4.お口全体のX線写真(例)
5.お顔のX線写真(側面セファロX線写真)(例)
(正面セファロX線写真)(例)
分析例